インボイスは、「invoice」と書き、「送り状」と呼ばれるものです。
海外に貨物を発送する場合には、かならずこのインボイスをつけなければなりません。
送り状としての役割だけでなく、価格の明細書、請求書、納品書なども兼ねており、港で通関を行う上で必ず必要なものなのです。
インボイスには、貨物に関する品名、数量、単価、合計金額、そして輸送に関する本船名、仕向地、船積地、輸入・輸出者の名称や氏名・電話番号などの連絡先、他にも送り状番号、インボイスの作成日、貿易条件、支払い条件などが必須になります。
貿易に関してのあらゆる情報が記載されており、契約を交わした通りにしたがって、荷物が納品されているかどうかを確認する書類です。
インボイスはとても重要な書類であり、正確に記載することがとても大切になります。
輸出側は正確に書く必要があり、輸入側は受け取ったインボイスが税金に関わることでもあるため、しっかりと確認することが重要です。