業種・目的別ソリューション

情報サービス業向け
ERPソリューション

システム開発、保守、
コンサルティング、コンテンツ制作など

情報サービス業に求められるプロジェクト別採算管理、保守取引管理などを標準機能として提供。
物販・役務販売などの複合ビジネスをGRANDITで統合管理。販売管理、調達・在庫管理、原価管理における最適な基幹システムを構築。

プロジェクト毎の採算管理、個別原価管理の進捗を可視化し、保守サポートなどの継続的な取引業務を自動化します。 物販、役務販売などのプロジェクト型複合ビジネスを統合管理します。

プロジェクト別採算管理・工事進行基準への対応

総予定原価に対する実績原価の進捗率に応じて、進捗売上を計上します。 計上タイミングは、月次、四半期、半期、通期の選択が可能です。

保守サポート業務における継続取引管理

保守サポート契約などで発生する定期的な計上が可能となり、運用維持、リース、保守など、継続取引の管理を一元化、売上、請求業務のコストを削減します。毎月の均等な売上計上により、案件による経営情報のバラつきをなくすことが可能です。

プロジェクト別進捗状況の一元管理

プロジェクト別収支状況の見える化を実現し、プロジェクト管理のPDCAサイクルをサポートします。「実行予算」と「最終予想(見込み)」との対比・分析を行うことが可能です。

プロジェクト別工数実績管理

工数入力時に「プロジェクト」を指定することで、プロジェクト原価に集計されます。工数実績は、勤怠データと連携することも可能となり、プロジェクトをKeyにした採算管理に繋がります。

商品マスタによる物販・役務販売のパラメータ制御

商品マスタで役務を物品同様に登録・管理できます。役務商品は在庫管理区分を「在庫管理しない」とすることで、在庫管理する物品と同一オペレーションで伝票入力が可能です。

GRANDITシステム概略図

GRANDITシステム概略図

システム機能一覧(抜粋)

機能
継続契約 継続契約台帳登録
継続契約-受注一括入力
継続契約-発注一括入力
継続契約一覧
継続契約更新指示
継続契約解約指示
プロジェクト台帳 原価管理プロジェクト登録
(基本設定)
原価管理プロジェクト登録
(状況照会)
プロジェクトメンバ登録
実行予算 実行予算照会
実行予算詳細照会
実行予算データ取込
原価実績 工数実績入力
進捗売上率入力/進捗仕入率入力
プロジェクト配賦指示
プロジェクト予実照会
費目別実績照会
原価帳票 原価元帳
完成原価報告書
原価明細書
実行予算書

関連アドオン・テンプレート

情報サービス業向けアドオン・テンプレート

個別原価管理アドオンモジュール

「PDCAサイクルの推進を支援」

個別原価管理アドオンモジュールは、プロジェクト別の損益管理、個別原価管理が必要な業種・業態に適合しています。プロジェクトの予算・実績管理はもちろん、進捗や収支状況の可視化により、PDCAサイクルの推進を支援します。

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プロジェクト原価管理テンプレート

「プロジェクト別収支状況を可視化」

プロジェクト原価管理テンプレートは、工事進行基準対応が必要となる情報サービス業などを始め幅広い業種・業態に適用可能です。プロジェクト(契約)別収支管理、個別原価管理の進捗を可視化します。

プロジェクト型ビジネス管理アドオンモジュール

「プロジェクト・案件単位で進行する業務プロセスを統合サポート」

案件管理、プロジェクト管理、確度管理、作業工数管理、プロジェクト原価管理などプロジェクト型ビジネス業に求められる基幹業務を統合的に管理します。一般的なERPでは実現することが困難な、プロジェクトごとの収益管理から売上・調達・会計処理までを同一システムで統合管理することで、二重入力や転記で発生し得るヌケ・モレを防止し、プロジェクトごとの損益予測の精度向上と、リアルタイムなプロジェクト全体の収支管理を実現します。

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株式会社システムインテグレータの
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継続契約テンプレート

「保守・運用サービスなどの継続取引業務を自動化」

契約単位に契約情報を管理し、契約情報に基づき、毎月自動でGRANDITの受注/発注、売上/仕入伝票を作成します。また、契約更新時期も一覧形式で纏めて把握できます。保守・運用サービスなど、毎月一定額を定期的に計上する業務を省力化します。

継続取引管理アドオンモジュール

「契約台帳を作成し、反復・継続業務を自動化」

保守・運用、メンテナンスなどを定期的にサービス提供する業種形態のほか、サブスクリプション(定期購入)取引やレンタルやリースなど定額代金の回収・支払業務を行う業種にも適用できます。 顧客からの注文データをもとに契約台帳を作成し、入力された条件に基づき売上、回収の計画表を自動的に作成します。これにより、反復、継続した請求や売上計上などの定型業務は全て自動的に一括処理され、契約期間満了や更新に関する手続きも漏れのない処理を促進します。

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プロジェクト管理テンプレート
(ITテンプレート)

「個別原価計算+PMBOKによるプロジェクト管理」

GRANDITと原価管理機能をもつ「SI Object Browser PM(OBPM)」が連携するテンプレートです。
PMBOKに基づくプロジェクト管理をOBPMで行うことで、GRANDITで管理する販売、調達在庫、会計に加え、OBPMによる個別原価計算、プロジェクト管理など情報サービス業の業務全体を統合管理できます。

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業種共通アドオン・テンプレート

自動FAX送信テンプレート

「FAXを多用しているお客様に、業種を問わず適用」

自動FAX送信テンプレートは、発注業務などでFAXを多用しているお客様に、業種を問わず適用可能なテンプレートです。自動FAX送信テンプレートを追加することで、GRANDIT標準帳票を容易に「まいと~く FAX Server」 からFAX送信が可能になります。FAX送信作業における、作業軽減、誤送信・情報紛失の防止、情報セキュリティの向上、通信費・用紙・トナーの節約によるコスト削減を実現します。

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日鉄日立システムソリューションズ株式会社
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スマート Entry for GRANDIT

「スマートデバイスで効率的に情報を更新」

PCの画面から入力していた作業現場で発生する情報を、作業者が現場にいながら入力を行い、基幹システムへ即時に更新を行うことができる仕組みは、従来ハンディターミナルが主流でしたが、多機能かつ優れた操作性を持つスマートデバイスを利用するケースが増えています。 「スマート Entry for GRANDIT」はスマートデバイス端末による「GRANDIT」の照会・登録業務を効率的に実現します。

詳しくはこちら

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導入事例(情報サービス業)

会社 情報サービス業 T社 様
業種 システムインテグレーション、システムサポート
年商 370億円
従業員数 600名
導入範囲 販売、会計、原価管理、保守管理、人事給与

導入の背景・課題

  • ソフトウェア開発プロジェクトの原価管理において、システムが個別化しているため、プロジェクト単位の正確な採算管理ができていない。ERPで統合システム基盤として運用をしたい。
  • 継続的に取引の発生する保守サポート業務向けの機能が基幹業務システムに実装されておらず、契約登録~前受、前渡金等の処理が煩雑となり事務処理に時間が掛かる。
  • 実行(受注)前の引合~検収・回収までの一連の進捗状況が一目で確認することができず、プロジェクト(案件)状況把握に手間が掛かる。

GRANDIT選定の理由

  • 情報サービス業への基幹システムとしての導入実績が多く、プロジェクト原価管理、保守取引管理など情報サービス業・サービス業で必要な基幹業務を標準機能ベースでカバーできている。
  • 販売・会計の統合システム(ERP)として、プロジェクトの進捗状況がリアルタイムに確認でき、管理会計精度の向上も期待できる。

導入効果

  • プロジェクトで発生した直接費、間接費の原価情報を容易に集約可能となり、プロジェクト単位の正確な採算管理が可能になる。
  • 保守取引に関する、月次売上・月次仕入データの自動作成、前受金の自動消込などがシステム化され、保守管理業務が簡素化した。
  • 引合~見積、受注、回収状況までをプロジェクト単位に一覧形式で照会でき、プロジェクト別の案件進捗把握が容易となる。

導入企業一覧(情報サービス業)

多くの企業が事業強化や業務プロセスの見直しを目標とし、GRANDITを導入して頂いております。

事業概要 年商 従業員 導入範囲
ハードウェア・電子機器の販売、
ハードウェア保守
700億 600名 販売・会計・原価
システム開発・保守 400億 8,000名 販売・会計・原価・ 人事給与
システムインテグレーション、
システムサポート、コンテンツサービス
400億 1,000名 販売・会計
ハードウェア販売、ハードウェア保守、
システムインテグレーション
200億 800名 販売・会計・原価・保守管理
システムインテグレーション、
システムサポート
300億 800名 販売・会計
パッケージソフトウェア開発 100億 300名 販売・会計
ITコンサルティング 100億 300名 販売・会計・原価

主な特長

全社統合システムの構築
  • 販売、会計、プロジェクトを統合した全社DBを構築し、会計/非会計情報を束ねた分析が可能
  • 販売・会計システムが統合されているため、プロジェクトの進捗状況がリアルタイムに確認でき、管理会計精度が向上
  • 取引を一貫して管理し、内部統制を強化
  • 契約台帳管理の電子化・一元化により、契約更新すべき案件の抽出が可能
  • 案件単位で売上と仕入を紐付けて電子的に管理することで、計上ミスを防ぐことが可能
プロジェクト収支状況の見える化
  • プロジェクト別収支状況の見える化を実現し、プロジェクト管理のPDCAサイクルをサポート。「実行予算」と「最終予想(見込み)」との対比・分析を行うことが可能
  • プロジェクト予算、見込登録の際に、勘定科目に依存しない売上・見込工数・見込原価等の登録が可能。また、担当部門だけではなく、プロジェクト担当者等の登録も可能
  • WBSの登録、階層管理を実現し、より詳細な収益管理が可能
  • ソフトウェアの導入プロジェクト(案件)において、物品取引や役務取引などの複数の取引に分かれる場合にこれらをまとめて集計し、プロジェクト(案件)別の収支を管理することが可能
  • 引合~見積、受注、回収状況といった販売管理をプロジェクト単位に一覧形式で紹介でき、プロジェクト別の案件進捗把握が容易
  • すべての伝票入力画面に「プロジェクト」を設定することができ、このプロジェクトを集計Keyとして売上データや、仕入データ、経費データを集計し、プロジェクト別の修正管理をすることが可能
  • 工数・時間の実績入力により、自動仕訳が可能
  • 部門別・任意に作成した区分でレート設定が可能
  • 工数・時間の実績入力及びレート設定は、ファイルでの入出力が可能
  • 部門・プロジェクト別の予算・見込・実績管理が可能
  • 実績は全て経理モジュール仕訳データからの集計により、予実管理が可能
  • プロジェクトの完工状態に応じて、仕掛・売上原価を計上
  • 情報サービス業における様々なプロジェクト(案件)ビジネスに対応
工事進行基準への対応
  • 総予定原価に対する実績原価の進捗率に応じて進捗売上を計上し、計上タイミングは月次、四半期、半期、通期の選択が可能
  • 原価比例法により、期別に売上・利益・原価・進捗率の把握が可能
  • 進捗率に応じた進捗売上(進行基準売上)を計上
  • 損益が見込まれる場合は、損失引当金の計上が可能
保守サポート業務における継続取引管理
  • 保守サポート契約などで発生する定期的な計上が可能
  • 運用維持、リース、保守など、継続取引の管理を一元化、売上、請求業務のコストを削減
  • 毎月の均等な売上計上により、案件による経営情報のバラつきをなくすことが可能
物販と役務販売の混在
  • ソフトウェア開発においては、ハードウェア機器等の物販とは別に、主として開発における「役務」の提供(販売)がされます
  • 商品マスタで役務を物品同様に登録、管理し、役務商品は在庫管理区分を「在庫管理しない」とすることで、在庫管理する物品と区別して取引業務をすることが可能
個別原価管理だけでなく、
プロジェクト管理も可能
「統合プロジェクト管理 SI Object Browser PM(OBPM)」と連携し、現場が活用できるPMBOKをカバーしたプロジェクト管理システムも活用可能
プロジェクト管理システムとの連携 プロジェクト自体の詳細な管理(要員リソース状況、採算進捗、プロジェクト進捗、課題管理など)は、プロジェクト管理専用パッケージ「SI Object Browser PM」で行い、各種マスタデータやプロジェクトデータ、会計仕訳データをGRANDITに連携し、プロジェクト管理を含めたソフトウェア開発業の業務全体を網羅する基幹システムとして構築することが可能

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