支払調書

支払調書とは、報酬や料金などを支払った事業者が税務署に提出する法定調書の一種です。支払調書には、支払いを受けた者の住所、氏名、マイナンバー、支払いの区分、細目、金額、源泉徴収税額などを記載します。

支払調書の提出期限は原則として支払いをした翌年の1月31日までです。支払調書の発行が必要なケースは、所得税法や相続税法などで定められており、一定の金額以上の支払いがあった場合に限られます。支払調書の発行方法は、手書きや電子媒体で行うことができますが、電子媒体で提出する場合には、事前に税務署に申請し承認を受ける必要があります。支払調書の発行や提出には、注意点がいくつかあります。例えば、支払調書にはマイナンバーを記入する必要がありますが、本人交付分には記入しないようにすることや、支払調書と源泉徴収票との違いを理解することなどです。

（参考URL）
法定調書（源泉徴収票、支払調書）の作成と提出｜国税庁 (nta.go.jp)
https://www.nta.go.jp/users/gensen/hotei/index.htm