リスクマネジメント

リスクマネジメントは、「risk management」と書きます。
「危機管理」とも呼びます。
企業活動において、リスクはつきものです。
ですが、マネジメントによって危機回避できるものがあります。
危機を回避して、損失を減らしていくためには、リスクマネジメントが欠かせません。
組織管理の面からも注目を集めています。
コンプライアンスの次はリスクマネジメントの時代でもあるのです。

日本版SOX法も施行されましたので、リスクマネジメントは財務面からも必要になってきているのです。

代表的なものに、不正リスクへの対応があります。
ガンバナンス等を活かしながら、その企業独自の不正リスクに対応してく必要があります。会計による不正や、贈賄等による不正など、さまざまな不正がありますが、それらを評価・診断していくことで、適切に予防を行うことができます。
また、万が一の際にも、ただちに発見して対応することが可能となります。
不正行為から企業を守り、従業員・経営者・株主等の利害関係者の利益を損なわないためにも、不正には断固たる姿勢を貫かねばなりません。
従業員が不正を行わないよう、またアウトソーシング先で不正が起きないよう、しっかりとリスクマネジメントプログラムを走らせる必要があるでしょう。

またこうした「不正リスク」の他にも、「法的リスク」「製造物責任リスク」「金融市場リスク」「環境リスク」などが顕在しています。