旭化成カラーテック株式会社様
GRANDITの導入の決め手は既存システムとの柔軟なカスタマイズ性
旭化成グループ中核事業であるケミカルズ事業の発展を長期にわたって支え続けてきた旭化成カラーテック株式会社様。
親会社である旭化成ケミカルズ株式会社と共同で基幹システムを運用していたのだが、親会社の他システムへの移行により、自社の規模に最適なシステムの導入が余儀なくされた。
ところが、従来データやグループの基幹システムとの連携など、数多くの条件をクリアしなくてはならない。そんな状況を救ったのが、柔軟性に優れたWEB-ERPパッケージ「GRANDIT」だった。
企業情報
企業名 | 旭化成カラーテック株式会社様 |
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事業内容 | 各種合成樹脂の着色・コンパウンド加工及びマスターバッチの製造・販売 |
資本金 | 1億1千万円 |
GRANDIT導入の背景
1959年に設立された旭化成カラーテック株式会社様が、旭化成ケミカルズ株式会社の関係会社としてグループに加入したのは1986年のこと。以来、その高度な合成樹脂原料のコンパウンドおよび着色加工技術により旭化成グループ中核事業であるケミカルズ事業発展の一翼を担ってきた。
同社がこれまでに使用していたのは、親会社である旭化成ケミカルズ株式会社と共同利用していたパッケージの基幹システム。諸般の事情により、親会社が従来システムから離脱し、別システムへ移行することとなったため、現行システムを単独で運用する必要に迫られることとなった。しかし、既存の基幹システムは親会社の業務モデルにも対応した規模の大きなシステムとなっており、自社単独での運用にはコストが掛かりすぎ、継続的な維持ができなくなることは明らかであった。
そこで今回、旭化成カラーテック株式会社様の事業規模に合致したスリムなシステムへ再構築する必要が生じたのであった。システムの再構築にあたっては、いくつかの必須条件をクリアせねばならなかった。第一に、会計は旭化成グループ共通のSAP ERPを利用すること、そして、生産管理は自社開発の既存のスクラッチシステムを利用すること、また、販売物流管理に関しては自社の特性を活かした個別要件に対応させる必要があるということ、グループとして求められる内部統制(システム面、業務面)をクリアすること、さらに、現場のITスキルにもレベルがあることから、誰もが簡単に操作できるものであること。
以下の条件を満足させるERPパッケージであることが前提となり、さらに業務ごとの特性を踏まえ、戦略的業務と定型的業務に業務特性を分類。各業務システムごとの最適な棲み分けを実現することも要求されていた。
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