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Column 業務改善の7つのアイデアと進め方、実現手法や注意点を解説

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業務改善とは、業務の「ムリ・ムダ・ムラ」を排除し、生産性や品質を高める取り組みです。そのアイデアや進め方、課題解決に向けた実現手法や注意点を、業務改善プロジェクトやDX推進の担当者に向けてわかりやすく解説します。

業務改善とは、現状のプロセスを維持しつつ、創意工夫によって「ムリ・ムダ・ムラ」を排除し、生産性や品質を高める取り組みです。

人口減少が進む中で生産性向上がより一層求められる一方、成長が著しい生成AIなどのテクノロジーによって日々の業務改善の機運が高まっています。

ここでは、業務改善のアイデアを生むフレームワークや進め方を解説し、具体的な課題を解決する手法や注意点を紹介します。

なぜ今、業務改善が求められているのか

現代の日本企業において、業務改善は単なるコスト削減策ではなく、企業の競争力を維持し、持続可能な組織を作るための投資として位置づける必要があります。

総務省の人口推計*1によれば、総人口が前年同月比で約62万人減少し、生産年齢人口も減少する一方で高齢者人口は増加しており、労働力不足が一層深刻化しています。

こうした少子高齢化に伴う労働人口の減少や働き方改革による規制強化が進む中、企業には、限られたリソースで成果を最大化する姿勢が求められます。

特に、紙やExcelを用いたアナログな慣習が残るバックオフィスでは、単純作業を効率化して付加価値のある業務へ転換することが企業の競争力を左右します。

業務の成果を最大化するために、業務改善に取り組むべき3つの理由を解説します。

  1. 1.リソースを最適化する
  2. 2.業務品質を安定させる
  3. 3.従業員の働きやすさを高める

*1 出典:総務省統計局「人口推計」人口推計(2025年(令和7年) 8月確定値), 2026年1月20日公表 , https://www.stat.go.jp/data/jinsui/new.html

業務改善の目的

業務改善は、単なる効率化ではなく、企業全体の生産性や競争力を高めるための継続的な取り組みです。取り組む主な目的を3つの観点から整理します。

1.リソースを最適化する

業務改善の目的の1つは、不透明な業務を洗い出し、人的リソースを適切に再分配することにあります。

単純作業や情報の二重管理といった「ムダ」を削減することで、残業代などのコストを抑えつつ、利益率の向上を同時に実現できます。

たとえば、経理業務の自動化によって月に30時間の余剰工数を生み出し、そのリソースを財務分析などの付加価値が高い戦略業務へシフトさせるといった取り組みが挙げられます。

非効率な作業から本来注力すべき業務にリソースを再配分することが、企業の持続的な成長へとつながります。

2.業務品質の安定化とガバナンスの強化

業務改善は、属人化を排除して誰もが一定の成果を出せる体制を築き、業務品質の安定とガバナンス強化を実現します。

特定の担当者しか業務内容を把握していない状態では、ミスや不正が見過ごされやすく、企業の社会的信頼を損なうおそれがあります。

【具体例:業務フローの標準化とERP一元管理】

観点改善効果
業務品質の安定化プロセスが標準化されることで、人による手順のバラつきや判断ミスが解消される。
ガバナンスの強化システム上で操作ログが管理され、データの改ざんや不正ができない仕組みが構築できる。

安定した業務品質の提供は、顧客満足度を高めるだけでなく、健全な企業運営の要となるガバナンス体制の構築に大きく寄与します。

3.従業員の働きやすさを高める

業務改善は従業員の「働きやすさ」に直結し、組織へのエンゲージメントを高めるために有効です。

日常に潜むムダや過度な業務負担を軽減することで、従業員が本来の専門性や創造性を発揮できる環境が整います。

一例としては、テレワーク環境の整備が挙げられます。場所や時間に柔軟性のある働き方が実現すればワークライフバランスが改善され、仕事に対する意欲や生活の質の向上が期待できるでしょう。

このように、改善活動を通じて働きがいを醸成することは、優秀な人材の定着に不可欠です。

業務改善のアイデアを得る7つのアプローチ

業務改善を成功させるには、ムダの発見や原因分析を助けるフレームワークの活用が有効です。実践にあたっては、まず業務改善業務改革(BPR)の違いを把握しておきましょう。

日々の改善で創出したリソースを、将来的なシステム統合などの「改革」へ投資するサイクルを回す視点を持つことが大切です。

業務改善と業務改革の違い
項目業務改善業務改革
定義既存の枠組み内でムダを削り、効率・品質を向上させるプロセスをゼロベースで再設計し、新しい仕組みに置き換える
視点現状を前提に改善する
(部分最適)
現状を問い直す
(全体最適)
対象範囲個々の業務・一部の部署内組織横断・全社プロセス
目的目先の課題解決、効率化、品質安定生産性の向上、構造的な改革、仕組みの刷新
期間短期間長期間
難易度比較的取り組みやすい難しい

目的と規模に応じて両者を使い分けることで、次に紹介するアプローチをより効果的に選択できるようになります。

関連記事:ERPとBPRの違い・関係性と実施ステップを解説

1.ECRS

業務改善の優先順位を決定する際に利用可能な強力なフレームワークが「ECRS(イクルス)」です。

以下の4つの視点を順に検討することで、改善効率を最大化できます。

  1. 1.Eliminate(排除):そもそもその業務をやめられないか
  2. 2.Combine(結合):別々の工程をひとつにまとめられないか
  3. 3.Rearrange(入れ替え):順序を入れ替えてスムーズにできないか
  4. 4.Simplify(簡素化):より楽で単純な方法はないか

特に「排除」から検討することで、根本的なムダを解消できます。現場の負担を軽減し、改善スピードを上げたい場合に用いられるアプローチです。

2.PDCA

業務改善は一度の実施で終わらせず、PDCAサイクルによる継続的な更新を行うことが不可欠です。

現場の状況や外部環境は常に変化します。そのため、一度決めた運用ルールも時間とともに実態と乖離し、形骸化する恐れがあります。

【PDCAサイクルの具体的な活用例:新システム導入】

フェーズ具体的なアクション例
Plan(計画)新システムの導入スケジュールや運用ルールを計画する
Do(実行)計画に基づいてシステムを導入し、実際に運用を開始する
Check(評価)運用開始1ヶ月後に、現場の不満点や操作ミスを検証する
Action(改善)検証で見えた課題に基づき、操作マニュアルを修正・最適化する

このように、改善施策の実施後も検証と改善を繰り返すことで、実態に即した標準的な業務プロセスを維持できます。

3.QCD

改善案の良し悪しは、QCD(品質・コスト・納期)の3要素を用いて多角的に判断する必要があります。

コスト削減だけに注力しすぎると、品質の低下や納期の遅延を招き、結果として顧客満足度を損なうリスクがあるためです。

たとえば、外注化によってコスト(C)を下げようとする際は、同時に納品スピード(D)や成果物のクオリティ(Q)が従来通り維持できるかを慎重に評価しなければなりません。

トレードオフの関係性を持つ3つの要素のバランスをとることで、持続可能な改善を実現できます。

4.KPT

現場発信の自発的な改善を促すには、KPT(Keep・Problem・Try)を用いた振り返り手法が有効です。

現在の良い点(Keep)を認めつつ課題(Problem)を明確にし、具体的な挑戦(Try)につなげることで、変化に対する現場の心理的抵抗を和らげられます。

【KPTの活用例:問い合わせ対応業務】

  • Keep:よくある質問を1枚にまとめたことで、同じ質問の回数が減った。
  • Problem:回答が担当者ごとに異なり、二度手間の確認や再問い合わせが起きる。
  • Try:回答テンプレとガイドラインを作成。FAQ更新の担当と頻度(週1)を決める。

KPTを習慣化することで、現場メンバーが「自分たちで職場を良くする」という前向きな文化の醸成にも寄与します。

5.ロジックツリー

複雑な課題を論理的に分解し、根本原因を特定するための手法がロジックツリーです。目に見える事象(枝葉)だけに対処しても、根底にある問題を解消しなければ再発を繰り返すため、構造的な整理が不可欠です。

【具体例:残業が多い現場のロジックツリー】

6.BPMN

部門をまたぐ業務の改善には、国際標準の図解手法である「BPMN(ビジネスプロセス・モデリング表記)」が活用できます。

誰が・いつ・何をすべきかを共通言語で可視化することで、担当者間の認識のズレや情報の停滞を排除できます。組織全体の生産性を高めるには、まず不透明な業務の「ブラックボックス化」を解消しなければなりません。

【BPMNを用いて整理した経費申請フロー】

こうした共通の図解を用いて全体像を把握することができれば、部門を横断して改善がしやすくなります。

7.バリューチェーン

バックオフィスの業務改善は、事業全体のバリューチェーンにおける役割を意識して実施することが重要です。

自部署の効率化が最終的な顧客価値や利益にどう貢献するかを把握しなければ、本質的な改善にはつながりません。

【改善例:購買フローのデジタル化による「原価低減」】

改善前(課題)改善内容
各部署がバラバラに備品や原材料を発注し、後から紙の請求書を経理に回している。価格交渉ができておらず、支払い処理の突き合わせ作業に多大な工数がかかっている。購買管理システムを導入し、発注時に「承認済み価格」でのみ購入できる仕組みを構築。請求データと発注データを自動照合する。
生み出される価値
事業活動全体への貢献
全社的な購買集約により、仕入れ価格の引き下げ(原価低減)が可能になる。
バックオフィス業務の効率化
経理の照合・入力工数が大幅に削減され、月次決算の早期化につながる。

事業全体を俯瞰することで、経営戦略に沿った、より実効性の高い改善につなげられます。

業務改善を進める5つのステップ

業務改善を進める具体的なプロセスを以下の5つのステップに分けて解説します。各フェーズのポイントを押さえ、実効性の高い改善を目指しましょう。

1.業務の可視化
2.課題の抽出・整理
3.優先順位付け
4.計画策定
5.実行と振り返り

1.業務の可視化

業務改善は「誰が・いつ・何を」しているか、現状を正確に可視化することからはじまります。

全体像が見えないまま一部だけを改善しても、他部署に負担が回る「部分最適」に陥り、組織全体の効率を損なうリスクがあるためです。

具体的には、担当者へのヒアリングを通じてExcel台帳や紙の伝票、メールのやり取りなどの実態を把握し、BPMNを用いて業務フロー図に落とし込んで整理します。

実効性のある具体的な業務改善の検討を進めるためにも、現状を正しく可視化し、関係者で共通認識を持つことから着手しましょう。

関連記事:業務フローを可視化する4つの方法とメリット、事例と効果

2.課題の抽出・整理

可視化した業務フロー図を基に、業務が滞る「ボトルネック」を特定します。

重要度の低い箇所の微調整を繰り返しても全体の生産性は向上しません。限られたリソースで最大の成果を出すには、少ない労力で大きな成果が現れやすいポイントを見極めて改善施策を検討します。

ここでロジックツリーが役立ちます。

調査を踏まえて「残業が多い」の要因を分析すると、実作業は10分で終わるのに「上長の承認待ち」で3日間停滞しているといった状況が見えてきたとします。

この場合、体制面の「承認フローの改善」が優先すべき課題だと浮き彫りになります。

このように論理的に要因を分析することで、的外れな対策による時間の浪費を防ぎ、レバレッジの効く改善施策から着手できます。

3.優先順位付け

抽出した課題に対して、投資対効果の視点から着手する順番を決定します。

現場のリソースは有限であるため、まずは「小さな成功体験」を優先しましょう。

まずは多額のコストを投じる前に、ECRSの視点から「二重入力の廃止(排除)」といった費用を抑えて即効性のある改善から検討します。

優先順位効果
コスト【優先】二重入力の廃止(排除)フォーマットの統合不要な会議の削減【余力があれば実施】備品配置の変更軽微なマニュアル修正一部のファイル命名規則統一
【中長期プロジェクト】ERPの導入・刷新BPOへの業務移管抜本的な組織再編【見送り】ムダな業務を残したままの自動化過剰な品質維持のための投資

また、上記のようにQCDの観点からコストと納期、品質を天秤にかけ、経営判断の根拠を整理することも重要です。

適切な優先順位付けは、業務改善のモチベーション低下を防ぎ、参画するメンバーや従業員の信頼を得るために重要です。

4.計画策定

改善策を実行に移す前に、いつまでに・誰が・何を・どこまで行うのかを明文化した計画を策定します。

具体的な数値目標がないと、改善活動が単なる「現場の負担」として敬遠されやすく、効果の客観的な証明も困難になるためです。

【目標設定の具体例】

  • 悪い例:「残業を減らす」
    ゴールが曖昧なため、施策の有効性を正しく評価できず、モチベーションが維持しにくい。
  • 良い例:「請求書発行工数を3ヶ月後に30%削減する」
    具体的なKPI(重要業績評価指標)を定めることで、明確なマイルストーンを共有でき、経営層への進捗報告もスムーズになる。

明確なゴールを定義することで、実効性のある改善活動へとつなげやすくなります。

5.実行と振り返り

計画の実行後は、定期的な振り返りを行って改善策のブラッシュアップをしましょう。

理論上の計画が現場の実情に合わないケースは多々あり、柔軟な軌道修正こそが施策の形骸化を防ぎます。

改善した施策の導入1ヶ月後にKPTを用いて現場のフィードバックを収集し、使いにくいツールの設定変更やルールの微調整を行います。

改善活動を一過性の取り組みにせずPDCAを回し続けることで、組織全体に変化を歓迎する文化が定着します。

業務改善を実行する4つの手法

業務改善は、目の前の小さなムダを省くことからはじまりますが、その先にある業務改革を見据えた視点を持つことも重要です。

日々の改善を積み重ね、現場の時間やコストに余裕を生み出すことができれば、その余力をシステム刷新や組織再編といった抜本的な投資へと回せるようになります。

ここでは以下の4つの手法を、改善の具体例と改革の視点を交えて解説します。

  1. 1.標準化
  2. 2.自動化
  3. 3.集約・移管
  4. 4.環境整備

1.標準化

標準化は、属人化を解消し組織の継続性を担保するアプローチです。

担当者ごとに手順がバラバラな「ブラックボックス化」した状態では、ミスが多発したり教育コストの増大を招いたりするリスクがあります。誰が業務を担当しても同じ品質・時間で完結できる環境を整えましょう。

区分具体例
業務改善の例共通の業務マニュアルを整備Excelのフォーマットやファイル命名規則を統一する
業務改革の視点ERPによるワークフロー統合を行い、システム上で承認ルートや入力必須項目を標準化ERPの活用でルールを意識せずとも正しいプロセスが守られる仕組みへ刷新

業務の標準化は、次に紹介する「自動化」を成功させるための必須条件となります。

関連記事:【導入事例】業務の標準化で効率化と属人化を解消した エクスプライス株式会社様

2.自動化

人間が判断する必要のない定型的な繰り返し作業を、デジタルツールに置き換えます。システムは24時間365日、疲労することなく正確に処理ができるため、処理スピードの向上と入力ミスを同時に解消できます。

区分具体例
業務改善の例複数の拠点や現場から集まる勤怠データを、RPAが月ごとに収集・集計し、給与計算ソフト用のデータ形式に加工上記データをインポートすることで月末に発生する膨大なデータの集計作業とフォーマット変換を自動化
業務改革の視点ERPによる人事・給与情報の一元管理勤怠、人事マスター、社会保険、税務情報をERP内で統合管理することで、打刻データが給与・社保計算に連動し、法改正時の計算ルール変更もシステムが能動的に対応できるようになるデータの「移し替え」を不要にすることで、人事は戦略的な採用や人員配置に注力できる

自動化によって、従業員はよりクリエイティブで、人間にしかできない高度な判断業務に集中できるようになります。

3.集約・移管

各部署に分散している共通業務を一箇所に集約、または外部の専門組織(BPO)へ移管することで、組織全体の効率を最大化します。

業務を集中させることで管理コストを削減できるだけでなく、専門スキルの蓄積による品質向上も期待できます。

区分具体例
業務改善の例各拠点で行っていた経理事務を本部に集約し、集まった大量の定型データをRPAで一括処理本部による一括処理により、拠点ごとの処理のバラつきを抑え、効率的に管理できる体制を構築
業務改革の視点ERPによるデータ連携と統合により、グループ全体のデータをERPでリアルタイムに一元管理データの「移管」や「拠点間での確認連絡」といった行為自体を不要にした

事業所やグループを横断して適切な場所へ業務を集約・統合することで、組織全体のムダを削減する効果が期待できます。

関連記事:【導入事例】グループ導入によって業務量削減を実現した株式会社ゼロ様

4.環境整備

従業員が物理的・心理的にストレスなく、スムーズに働けるための基盤を整えます。

どれだけ優れたスキルを持っていても、情報の検索や場所の制約に時間を奪われていては、本来のパフォーマンスを発揮できません。

区分具体例
業務改善の例クラウドストレージやチャットツールを導入し、RPAで処理した結果を即座に共有できる環境を整備業務に適したツールの導入により、情報の「待ち時間」を最小化する
業務改革の視点生成AIの社内実装により、ERPに蓄積された膨大な過去データや社内規定をAIが学習し、社員の問いかけに対して適切な回答を提示する環境を構築蓄積した業務データを活用して、個人の経験値に頼らない業務運用が実現できる

テクノロジーを適切に組み込み、働きやすい環境を整備することで組織としての強みを構築でき、生産性を高められます。

業務改善を失敗しないための注意点

改善に向けた計画が完璧でも、実行段階で頓挫するケースは少なくありません。

ここでは、改善活動の形骸化を防ぎ、失敗しないための注意点を解説します。

小さくはじめて成功体験を作る

業務改善は、特定チームの小さな業務から着手する、スモールスタートからはじめましょう。大規模な改革は、成果が出るまで時間がかかります。そのため、現場の疲弊が生まれる場合や成果がでるまでに支援の打ち切りを招く可能性があります。

たとえば、全社的なペーパーレス化の前に総務部の経費精算だけをデジタル化し、楽になった実感を周囲に示します。

この小さな成功の積み重ねが信頼を生み、次の大きな改革への協力体制を築く土台となります。

「手段の目的化」を避ける

最新ツールの導入そのものがゴールにならないよう、改善活動の際は本来の目的に沿った内容か、常に立ち返ることが重要です。

「生成AIを活用したい」「ERPを導入したい」といった手段ありきの進め方は、現場の課題とのミスマッチを招き、かえって業務を複雑化させる懸念があります。

たとえば、社内の「残業削減」が目的なら、高額なシステムを入れる前に、不要なルールの廃止だけで解決できないかゼロベースで検討します。

ツールはあくまで道具であり、根本の課題解決に直結するかを自問し続ける姿勢が大切です。

現場の心理的な抵抗に配慮する

業務改善では、提案内容に対して現場の業務担当者から反発されることは少なくありません。現場の「変えたくない」という不安を否定せず、改善活動が自分たちの味方であることを丁寧に説明する必要があります。

慣れ親しんだ手法の変更は現場のストレスであり、納得感がないままの強行は強い抵抗を招きます。トップダウンではなく、ヒアリング段階から担当者を巻き込み、現場主体の活動に引き上げる工夫が求められます。

現場の感情に寄り添うことが、実効性のある改善を実現するために注意すべきプロセスの1つです。

業務改善の連鎖が「業務改革」を呼び込む

業務改善は、目の前のムダや手戻りを減らす小さな一歩ですが、継続することで組織に大きな変化をもたらします。現場の改善が進むにつれ、部門間の壁やデータの分断といった全体最適を阻む課題が見えてくるでしょう。

抜本的な業務改革を進める段階では、業務の標準化や自動化が欠かせません。そのため、それまでの小さな業務改善の積み重ねや、変化を許容する組織文化の醸成が重要になります。

業務改善の先を見据え、業務の抜本的な変更やERP刷新など、本格的な検討をはじめる方は、ぜひ以下の資料も参考にされてみてください。

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