用語集

個人情報保護法

個人情報保護法は、正式名称を「個人情報の保護に関する法律」という日本の法律です。平成15年(2003年)5月に公布され、平成17年(2005年)4月に全面施行されました。
平成27年(2015年)に全面改正が行われて平成29年(2017年)に全面施行、令和2年(2020年)、令和3年(2021年)にも大きな改正が行われています。なお個人情報保護法は、デジタル技術の進展やグローバル化など世の中の変化に対応するため、3年ごとの見直しが求められています。
個人情報保護法は、個人情報の定義を明確にし、個人情報の適正な活用・流通の確保、グローバル化への対応を行いながら、個人の権利利益を保護することを目的としています。事業者が守るべきルールについても記載があり、個人データの取得・利用、個人データの保管・管理、個人データの提供、開示請求への対応が定められています。
個人情報保護法における個人情報とは、生存する個人に関する情報で、氏名、生年月日、顔写真など、特定の個人を識別できる情報をいいます。また、他の情報と容易に照合することで特定の個人を識別することができるもの、個人識別符号が含まれるものも個人情報です。個人識別符号とは、その情報単体から個人を特定できる符号で、DNAや目の虹彩、声紋などがあります。