ビジネスコラム
データ分析を活用した
企業グループ・ガバナンスの強化
〜RPAによる業務革新最前線〜
著者プロフィール
EYアドバイザリー・アンド・
コンサルティング株式会社
コンサルティング株式会社
シニアマネージャー
公認会計士
公認会計士
細谷 知美 氏
主な経歴
大学卒業後、センチュリー監査法人(現新日本有限責任監査法人)に入所。
会計監査に従事後、アドバイザリーサービスに従事し、決算早期化、グループ企業内の会計基準統一、IFRS導入支援に関与。
2013年2月から2016年12月まで、大手自動車会社のグループ会社の経理・財務部門に出向。内部監査、子会社監査、内部統制システムの改善等を担当。
第一回
企業グループ・ガバナンス強化の必要性
ここ数年で増加傾向にある上場企業での不適切会計、企業グループの子会社・関連会社で生じた事象に起因するケースが散見される。…
第二回
コンピューター利用監査(CAAT)
~データを活用する監査手法~
~データを活用する監査手法~
CAATとは、監査手続きの実施にコンピュータを利用する技法である、大容量のデータを網羅的に処理することから、監査の効率的な実施や監査の品質向上につなげることができる。…
第三回
RPA活用事例
第二回ビジネスコラムでは、企業グループ・ガバナンスの強化にCAATが有効である点を説明した。第三回では、CAATの課題であるデータ抽出の手間とデータの正確性・網羅性確保のためにRPAを活用した事例を紹介する。…