9月の鉱工業生産は、全体で前月比マイナス5.4%となり3か月連続の低下

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経済産業省で表記の情報が公開されましたので、ご紹介します。

2021年9月の鉱工業生産は、季節調整済指数89.5、前月比マイナス5.4%と、3か月連続の低下となりました。
これまでの生産については、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、2020年2月から5月にかけて急速に低下した後、6月以降は一転、回復基調が続いていました。半導体不足などの影響から、2021年5月に大幅に低下したものの、6月は再び上昇に転じましたが、7月以降は再び低下し、9月は、半導体不足に加えて、アジアでの感染症拡大に伴う部材供給不足などの影響により、3か月連続での低下となりました。
その結果、2021年9月の生産水準は、2020年8月(指数値88.3)以来の水準となりました。

出典:経済産業省「9月の鉱工業生産は、自動車工業を中心に、汎用・業務用機械工業など多くの業種が低下したことを受けて、全体として前月比マイナス5.4%と3か月連続の低下。基調判断は、「足踏みをしている」に据え置き。」