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工事進行基準

工事進行基準は、2009年より日本でも導入されたソフトウェア開発の開発工程を標準化したものです。
会計の原則として、ソフトウェアの開発が終わり次第、経費をまとめて計上していたものが、売上を進捗に応じて分けて計上していくものを言います。
以前の会計では最後に一括で売上や経費を計上していたため、開発を行っていく上で、最初のスタートで仕様がすべて決定せずに後に決定する場合もありました。
ですが、工事進行基準では、WBSに分けて詳細な要件定義を行い、タスクに落とし込んで工程をしっかりと管理し、見積します。
これによって、原価比例法を使って、進捗率を弾き出すことができます。
精度の高い見積が可能となるため、プロジェクトが円滑に進行しやすいのが特徴です。

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