用語集

アウトソーシング

アウトソーシングとは、「outsourcing」と書きます。
業務を外部委託することをアウトソーシングと呼んでおり、たとえば、大手総合メーカーなどが、主力事業に注力するために、経理や総務などの間接部門を、外部に委託するケースがあります。その場合を、アウトソーシングと呼びます。

アウトソーシングは、従来では、IT関係の現場で、開発などを外の事業者にお願いすることをそう呼びました。
ですが、近年では、開発のみならず人事・経理・購買などのバックオフィス部門だけでなく、生産・営業・物流などのフロントオフィス、ミドルオフィス部門でも、アウトソーシングが使われるようになりました。
これは、経営環境が厳しくなりつつある中、リソースを取捨選択して、自社のもっとも強みとする部分に人的リソースを集中していく必要があることから生まれたものです。
リソースの集中を行うことによって、より、競争力が強化され、国際的な競争にさらされつつある昨今の経済状況の中で、活躍の場が広がります。

何かに精通している専門家に依頼したほうが、コストも安価でなおかつクオリティの高い仕事をしてもらえる、ということから、始まった経緯があります。そのため、「餅は餅屋」とも表現されることがあります。

アウトソーシングは、IT関係だけでなく、ビジネスの現場全般で使われている用語です。アウトソーシングを言い換える場合は、「外部委託」「外注」などの言葉を使います。

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