完全Web-ERPパッケージ“GRANDIT”を推進する
「GRANDITコンソーシアム」にデルがゼネラルパートナーとして参画
ITインフラ企業として、初の恒常的な協力体制を提供。パフォーマンスや
サイジングなどのデータ収集、検証環境の提供により、GRANDITの早期導入を実現

インフォベック株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役 三浦 進）を事業母体とし、完全Web-ERPパッケージ「GRANDIT（グランディット）」の開発・推進を行う「GRANDITコンソーシアム」は、デル株式会社（本社：川崎市幸区、代表取締役社長：ジム・メリット）が、技術支援企業としてゼネラルパートナーに参画することを発表しました。

「GRANDITコンソーシアム」は、ASP.NET+SQLサーバで稼動する、完全Webベースの次世代ERPパッケージ「GRANDIT」の開発･提供を目的として、2003年10月に設立されました。中小企業から大企業まで“日本企業にマッチしたERPパッケージづくり”のために、インフォコム株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長 CEO吉野 隆）を始めとする、国内SI企業12社がプライムパートナーとして、コンソーシアムに参加しており、発売を開始しておよそ3年で約200法人を超える導入を実現しています(2007年10月末現在)。デルは、GRANDITコンソーシアムに対し、技術面・マーケティング面で全面的協力を行うゼネラルパートナーとしてマイクロソフト株式会社、インテル株式会社に続く、3社目のゼネラルパートナー並びにインフォコム株式会社のセールスパートナーとなり、ITインフラ企業として、恒常的な検証環境や窓口の提供を行います。

デルの参画により、以下の取組みがコンソーシアムメンバーに提供されます。

■共同検証の実施
－デルのIAサーバ「PowerEdge」シリーズを用いて、「GRANDIT」稼動時のパフォーマンスや運用状況の検証を実施。
－検証に基づく、ホワイトペーパーの作成、コンソーシアムメンバーへの公開
－個別案件ベースにおける、メンバーとの共同検証の実施、エンドユーザーへの公開

■システム・サイジング窓口の設置
－案件ベースで、システムのサイジング基礎データを収集
－データに基づいた、サイジング・シートの作成・提供、アップデートの実施

■検証環境の設置
デル本社内の「デル・テクノロジー・ソリューション・センター」内において、PowerEdgeサーバ、Dell|EMCストレージなどの機材を用い、コンソーシアムメンバーと共に、個別の案件における構成を再現し、検証を実施。

デルによるコンソーシアムへの参画により、GRANDITの導入におけるプラットフォームのデータ蓄積が可能になります。特に、数千名規模の大型案件でのパフォーマンスの最適化やバックアップ・冗長化の実施、ディザスタリカバリの提供など、検証を通じて、システム構成に関する情報を集約することにより、GRANDIT提供時における、早期導入やコストの最適化、導入時の障害回避などを実現することができます。

また、デルの技術コンサルティング部門であるソリューション・サービス本部を通じて、デルの顧客に対する「GRANDIT」の提供や、コンソーシアムメンバーと共に、プリセールス活動や導入コンサルティング、システム構築サービスの提供も行います。
将来的には、ハードウエア、ソフトウェア、インテグレーションを組み合わせた「GRANDIT基本導入パッケージ」の開発・提供も視野に入れています。デルは今回のゼネラルパートナーとしての参画を通じて、顧客企業の「ITのシンプル化」をより一層推進してまいります。
2007年11月22日に渋谷セルリアンタワー東急ホテルで開催する「GRANDIT DAY 2007」には、デルによるブース出展も実施されます。