パートナーシップ

GRANDIT AWARD 2011
Prime Partner of the Year 受賞インタビュー

GRANDIT AWARD

プロダクトを共有するメーカーの
一員という自覚を持って
独自ソリューションで勝負!

株式会社システムインテグレータ 代表取締役社長 梅田弘之氏
株式会社システムインテグレータ
株式会社システムインテグレータ
代表取締役社長梅田弘之氏

個別生産管理、繰越型生産管理、継続取引、プロジェクト管理など、GRANDITアドオンモジュールを次々に自社開発しつつ、コンソーシアムのメリットを活かして総合力でアワードを受賞したシステムインテグレータ社の梅田社長に受賞の感想を伺った。

インタビュアー:インフォベック株式会社 社長 山口 俊昌

プライムパートナー13社の中で最もGRANDIT事業に貢献した「Prime Partner of the Year」の受賞おめでとうございます。ご感想をお聞かせください。

【梅田社長】

2009年に2位となって以来、ずっとアワード受賞を目標としていました。GRANDITという製品自体がERP業界の中で飛躍的に伸びている中、念願のアワードを受賞できまして本当に嬉しく思っています。

今回アワードを受賞した要因はどんなところにあるのでしょうか。

【梅田社長】

リーマンショック後、ERP業界全体がしばらく落ち込んでいました。当社はその間に「個別生産管理」「繰返生産管理」などのGRANDITアドオンモジュールや統合型プロジェクト管理システム「SI Object Browser PM」などを自社開発していました。

2010年後半くらいからERP業界の景気が上向いたタイミングで、これらの製品を武器に製造業やソフトウェア企業にGRANDITをいっきに拡販できたのが大きかったと思っています。

梅田社長インタビュー

もともとGRANDITを企画段階から一緒に作ってきた御社ならではの展開ですね。

【梅田社長】

はい。当社は2002年にGRANDITを構想・企画するときから参画し、製品の開発を一緒にやってきました。今回、当社が得意としている製造業向けソリューションやプロジェクト管理などのモジュールを独自に開発してアドオンできたことで、GRANDIT全体のパワーアップに貢献できたと思っています。

GRANDIT標準機能と統合するシステムインテグレータ 独自ソリューション群

GRANDIT標準機能と統合するシステムインテグレータ 独自ソリューション群

コンソーシアム各社との連携も活発に行っているようですね。

【梅田社長】

GRANDITはメーカーと販売代理店という図式ではなく、1つの製品をコンソーシアム各社が共有して育ててゆくというモデルでスタートしています。呉越同舟モデルなのでコンソーシアム内での競争はもちろんありますが、通常のビジネスモデルと違ってコンソーシアム間の連携、協業が非常に密に行われています。

今回、当社が開発したアドオンモジュールも、コンソーシアム各社が提案の際に活用してくれています。1社単独で販売するよりずっと早い展開ができておりますし、当社だけでなくGRANDIT全体に役立っていることを嬉しく思っています。

今回は御社のビジネスパートナーのインフォセンス社もアワード受賞していますね。

【梅田社長】

インフォセンスさんとは2009年に業務提携を行ってGRANDIT事業をずっと一緒にやっています。今回、当社だけでなくインフォセンスさんが「Business Partner of the Year」を受賞したのは、本当に嬉しいできごとでした。プライムパートナーとビジネスパートナーが力を合わせて大きな成果を上げる良い例になったのではと思います。

御社の今後の戦略についてお聞かせください。

【梅田社長】

コンソーシアム各社が自社製品として拡販し、その結果でGRANDIT全体のシェアが伸びる。この戦略が功を奏してGRANDITは中堅企業向けERPでは最も勢いがあってシェアも高くなっていると思います。当社の中でもSI Web ShoppingやSI Object BrowserとともにGRANDITは非常に大きな事業に成長しています。2012年以降もますます積極的に注力し、アワードの2連覇、3連覇を目指したいと思っています。

最後に、インフォベックに期待することがありましたらお聞かせください。

【梅田社長】

GRANDITは、コンソーシアム各社のノウハウを製品にフィードバックしたり、各社の武器を相互利用したりという図式がうまくいっていると思います。インフォベックさんの一番のミッションは製品のバージョンアップや保守ですが、こうした情報共有がこれからももっと活性化していけるように取りまとめをよろしくお願いします。

梅田社長インタビュー

プロフィール紹介

梅田 弘之氏

東芝、住商情報システムを経て1995年に株式会社システムインテグレータを設立。
日本初のWEB-ERP「GRANDIT」の企画・開発に携わるほかに、自社製品として日本初のECパッケージ「SI Web Shopping」、開発支援ツール「SI Object Browser」、統合型プロジェクト管理システム「SI Object Browser PM」を次々リリース。
2006年8月にメイド・イン・ジャパン・ソフトウェアコンソーシアム(MIJS)を設立し、同年12月に東証マザーズ上場。
主な著書に「実践!プロジェクト管理入門」「グラス片手にデータベース設計」(翔泳社)など多数。

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