GRANDIT AWARD 2014
Prime Partner of the Year 受賞インタビュー

GRANDITアドオンモジュールを武器に
コンソーシアムのメリットを活かして
2連覇を達成!


アドオンモジュールを次々と開発して躍進を続けるシステムインテグレータ社の梅田社長と、ワンストップソリューションを新たなテーマに掲げるGRANDIT社の山口社長に受賞の感想や今後の事業の展望をお聞きしました。
インタビュアー:GRANDIT株式会社 マーケティング・セールス統括推進室 大木 響子
GRANDIT AWARD 2014の受賞おめでとうございます。
プライムパートナー13社の中で最もGRANDIT事業に最も大きく貢献したプライムパートナーに与えられる「Prime Partner of the Year」を2年連続で受賞されましたが、ご感想をお聞かせください。
ありがとうございます。この4年間は、1位、2位、1位と来ていましたので、実は初の連覇を密かに狙っていました(笑)。GRANDITがERP市場の中で伸びている中で、連覇できてとても嬉しく思っています。

連覇できた要因はどのようなところにあるとお考えですか。
当社はアドオンモジュールを自社開発して業界向けソリューション展開を行っていますが、その成果が出たと思っています。「個別生産管理モジュール」と「繰返型生産管理モジュール」を用意して、製造業でもGRANDITという流れを作ることができました。
確かに、この数年は製造業向けの導入実績が急拡大していますね。

第2弾として、IT業界向けソリューションを作りました。当社自身もGRANDITとプロジェクト管理システム「OBPM」を連携して使っているのですが、その密結合の仕組みとノウハウを「ITテンプレート」として製品化して多くのIT企業に導入しています。
業界内で話しをしていると、あ、この会社もGRANDITとOBPMを組み合わせているのかとびっくりすることがよくあります。ずいぶん市場に浸透しているようですね。
最近のGRANDITの状況はいかがですか。
非常に手ごたえを感じています。ERP市場自体は前年比で7%程度の成長と言われていますが、GRANDITはそれを大きく上回り25%を超える成長見込みです。直近の引き合いも前年同月比で40%も伸びており、今後も力強く成長していけると感じています。

昨年10月に、グループ経営、グローバル、多様なワークスタイルという経営環境の変化に対応したGRANDIT 2.2をリリースしましたが、今後のキーワードはずばりなんでしょうか。
ワンストップサービスです。現在、お客様が「この会社にお願いすれば大丈夫」というサービスができる仕組みを拡充しつつあります。GRANDITコンソーシアムは、パートナーシップを大きな特徴としています。プライムパートナーやビジネスパートナー、ソフトウェアパートナー、サービスパートナーなど、さまざまな企業のソリューションを結集してワンストップサービスを本格化していきます。
今後の抱負をお聞かせください。
GRANDITの良さは、コンソーシアム方式で展開していることです。各社がノウハウやソリューションを相互に提供し合って、お客様のニーズに応える。この仕組みがあるからこそ、多様なお客様のニーズに柔軟な対応ができます。昨年、“今後もコンソーシアムの良さを活かして外国製ERPを打ち負かす国産ERPの雄として発展していきたい"と述べましたが、1年経って大きく前進したと感じています。
GRANDITワンストップサービスを推し進めていきます。これまで拡充してきたソフトウェア領域、ソリューション領域だけでなく、スマートデバイス領域、周辺サービス領域などの製品、サービスを結集し、GRANDITは“製品名"から“サービスの総称"へと変貌していきます。
プロフィール紹介
東芝、住商情報システムを経て1995年に株式会社システムインテグレータを設立。
日本初のWEB-ERP「GRANDIT」の企画・開発に携わるほかに、自社製品として日本初のECパッケージ「SI Web Shopping」、開発支援ツール「SI Object Browser」、統合型プロジェクト管理システム「SI Object Browser PM」を次々リリース。
2006年8月にメイド・イン・ジャパン・ソフトウェアコンソーシアム(MIJS)を設立し、同年12月に東証マザーズ上場、2014年1月に東証一部上場。
主な著書に「実践!プロジェクト管理入門」「グラス片手にデータベース設計」(翔泳社)など多数。