
OCHIホールディングス様
GRANDITの導入で、外部データの活用とペーパーレス化が促進され、業務の効率化と属人化排除を実現
企業情報
企業名 | OCHIホールディングス様 |
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事業内容 | 建築資材卸業 |
資本金 | 4億円 |
従業員数 | 1,295名(2021年3月31日現在) |
複雑な要件と時間という制約を超えて
OCHIホールディングス様では、様々な問題を抱えながら25年来使ってきたオフコンから国産ERP「GRANDIT」への移行を決めた。限られた時間の中で多数の拠点への導入・データ移行は困難を極めたが、インフォセンスの支援もあり、無事に移行を完了。導入後は大幅な効率化や、課題であった属人化の排除が実現できた。
25年前に導入したオフコンと、紙伝票からの脱却を目指して
新システムの導入は必然だった、とOCHIホールディングスの基幹システム再構築プロジェクト村上プロジェクトマネージャー(以下、村上PM)は振り返る。
「25年前に導入したオフコンには、様々な問題がありました。他社とのデータ連携が困難で、システム開発や運用保守は属人化していました。また、情報システム部門の規模や担当者のスキルの変化により、今後システムの継続運用が困難になる可能性もあり、そのようなリスクを低減するためには、システム基盤の外部保守を検討する必要があったのです」
さらに、業務効率の悪さも大きな課題だった。
「入力伝票を紙で起票し、システムヘ入力、さらにJ-SOXへの対応のためチェックリストを出力し、入力内容を照合する作業が必要となり、大きな負担となっていました。」(村上PM)
そこで、2016年秋、新システム導入に向けたプロジェクトを立ち上げて基本構想を策定し、2017年夏には最適なシステムとパートナーの選定に取り掛かった。
提案依頼書(RFP)に記載された内容は、多岐にわたる。
- 建材業界独特の現場別の売掛管理
- 上場会社として求められた移動平均法による在庫管理
- リアルタイムの売上及び仕入管理
- 紙に頼らない画面での工事現場の状況管理
- モバイル端末によるシステム情報の活用 など
「また、当社グループで発生する大量のデータを活用する上でのレスポンスと、様々な方面から取得したデータの活用、グループ間データ連携、システム開発の汎用性や将来性なども要望として提示して、選定を行いました」
(山木プロジェクトリーダー、以下、山木PL)
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