導入事例
株式会社マツオカコーポレーション様
アパレル

株式会社マツオカコーポレーション様

SCMシステムと経理システムを統合し、
生産効率の向上と経営管理情報の「見える化」を実現

総合アパレルメーカー、株式会社マツオカコーポレーションでは、完全WEB対応ERP「GRANDIT」を導入することで、基幹システムを刷新。SCMシステムと経理システムを統合し、生産効率の向上と経営管理情報の「見える化」を実現した。その経緯について、同社 経営企画室長 岡田智明 取締役と経理部 経理課 白木裕之 課長にお話を伺った。

企業情報

企業名 株式会社マツオカコーポレーション様
事業内容 メンズ・レディースのフォーマルウエアからカジュアルウエア、スポーツウエア、ユニフォームウエアまでの縫製、洗い加工、生地開発と生産、および貿易業務
資本金 1億7250万円
従業員数 全体92名(2013年3月現在)

年間取り扱い点数1300万点、OEM形態の総合アパレルメーカー

常勤監査役 竹上 端一様

「年間取り扱い点数は1300万点におよびます。」
株式会社マツオカコーポレーション 岡田 智明氏

― マツオカコーポレーションの概要を教えてください。

(岡田氏)
当社は、メンズ・レディースのフォーマル、カジュアルからデニム、スポーツ、ワークウエアの領域まで、あらゆる縫製を手掛けるOEM専業の総合アパレルメーカーです。

本社は広島県ですが、関連会社も含め中国を中心に、海外16カ所に工場を展開しています。

― 貴社の強みとは何でしょうか。

現在、年間取り扱い点数は1300万点におよびますが、これだけの点数の商品を、確実にコミットメントできるアパレルメーカーはそれほど多くないと思います。

また、1999年に国内工場をすべて閉鎖し、中国などの海外工場に生産体制を移行しましたが、国内生産品に劣ることのない品質を維持しながら、低コストで商品を供給できる生産・流通体制を維持・拡大していることも、数多くのお客様からご支持いただいている理由の一つだと考えています。

基幹システムの再構築にGRANDITを採用

― GRANDITを導入された経緯を教えてください。

(岡田氏)
基幹システムの再構築を検討開始した2005年頃、おかげさまで当社のビジネスは急速に拡大している最中でした。

当時、生産・物流体制を効率化し、高品質な商品を低コストで提供できる体制を維持していくためには、企画から、受注、資材調達、生産、納品まで、すべての段階における資材の調達状況や生産の進捗状況、そして在庫情報をリアルタイムで管理できる、いわゆるSCM(サプライチェーンマネジメント)をサポートするシステムの実現が重要だと考えていました。

とはいえ、現在のようにSCMシステムと債権債務・経理システムが統合された姿を最初からイメージしていたわけではなく、新たに構築するSCMシステムからそれまで利用していた経理システムへとデータのやり取りができればいいという程度ではありました。

― なぜSCMと債権債務・経理システムを統合するERPシステム(GRANDIT)を導入するという結論になったのですか。

(岡田氏)
当時、システム導入のコンサルティングをお願いしていた、キヤノンソフト情報システム株式会社の丸尾氏から、「そのようなシステムでは、燃料計も、スピードメーターも、カーナビも、搭載していない車で走っているのと同じで、いくらスピードの出るエンジン(SCM)を導入しても、現在、どのくらいの速度で、どこを走っていて、いつまで走れるのかわからないまま、会社を経営しているようなものです。」とアドバイスを受けたこと今でも思い出します。

もちろん、この言葉がすべてではありませんが、さらにビジネスを拡大させながら、生産・流通のスピードアップと効率化、そして精度向上を実現するためには、精ちな経営管理情報をリアルタイムかつ明確に把握できる体制を早い段階で構築しておく必要があるのは間違いありませんので、GRANDITで基幹システムを再構築することにしました。

― GRANDITを導入する前は、どのような状況だったのでしょうか。

(白木氏)
生産や流通など社内から上がってきた数字を取りまとめ、会計システムにデータを移し換えていました。

今考えると、その作業だけでもかなり面倒だったのですが、以前のやり方では、データが二重入力される可能性もあり、データのチェックも必須で、それぞれの作業を表計算ソフトウエアで行っていましたので、操作ミスなども発生しかねない状況でした。

当然、リアルタイムで正確な経営管理情報を提供するのは難しい状況でした。

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